2020年10月07日 : 大腸内視鏡検査
大腸の内視鏡検査を受けてきました
どうも、昨年に背中の皮下腫瘍の治療の際に抗生物質を飲んでからというもの、 ずーっと下痢に悩まされつづけており、ついに観念して先々月くらいに医者にかかりました。 で、エコー検査とかした結果「過敏性腸症候群」と診断され、 その後治療薬を1月以上飲んでるんですが、特に改善しませんでした。 そのため、医師から内視鏡での検査を進められたので、本日受けてきたので記録に残しておきます。
まぁ、胃カメラは飲んだことはあるのですが、 あちらは前日の夜から絶食というだけなんで比較的楽なんですが、 大腸の場合、前日から食事制限が入り、必須ではないですが それ専用の食事 も用意されていて、 まずはこちらを食べてました。 ただまぁ、これが看護師に脅されたように、質素で質素で。 朝は鶏肉入りのおかゆのレトルト、昼はビスコ(検査食自体がグリコの製品)とゼリー(10秒チャージ的なやつ)、 夕食は煮込みハンバーグとおかゆのレトルトでした。 まぁ、もう年齢が年齢なのでアレですが、若い人だと流石に物足りないでしょうかね……。
でも、大変なのは当然下剤でして、 前日の晩に飲んで(これはたぶん遅効性のものみたいで、特に晩からお腹ゴロゴロとかにはなりませんでした)、 当日の朝には、1.8lの水に溶かした下剤を1時間以上かけて飲むという苦行が待ってました。 大体、コップ数杯目くらいからトイレに頻繁に行くようになりましたね……。 水しか出なくなるまで頑張る(頑張る?)みたいです。
その状況で病院まで行って、検査室で点滴の管を入れられ、その後病室に移動してそこで待機。 検査中にポリープ等みつかれば、そのまま手術して入院(翌日退院?)となるってことだったので、 幸いなにもみつからなかったので帰ってきましたが、何かあったらあの部屋で一晩だったんでしょうな……。 部屋に連れてもらっていってる道中に、看護師さんに『大腸の内視鏡初めてなんですが、他のみなさんどんな感じです?』って聞いたんですが、 かなり『人によって様々』らしいです。
で、呼び出されて、肛門に指つっこまれて麻酔入りのゼリーを塗られ、いよいよ内視鏡。 すぐ横に画面が表示されていて、ライブで状況を教えてくれるとのこと。 ただ、しんどい人のために、説明は聞けなくなるけど眠くなる薬も入れられるとのこと。 カメラを入れるときは、腸の流れと逆方向なのでちょっとしんどいと言われていたので少々怖いですが、 まぁひとまずはちゃんと聞くことにしてトライ。
その後、まずは直腸から進んでいき、『曲がり角なのでちょっと圧迫感ありますよ』的なことを2度ほど言われましたが、 意外にあっさり、短時間で大腸と小腸の境目までカメラが入りました。 境目の映像とか、盲腸とか映像見せてもらいましたよ……。 後で写真ももらいました。 で、カメラを抜きながら診断。 結果として『非常に綺麗、心配していた特殊な炎症(クローン病とか)はない、下痢神経的なものだと思うのでこのまま投薬治療で』という話に落ち着きました。
終了後、『まだ薬が残ってるから』と車椅子で検査室まで連れていかれて30分くらい点滴が終わるまで待機。 そしたら、カーテンの向こうからオッサンが騒ぐ声が……。 なんか、看護師が失敗したから内出血になったとか、俺は忙しいんだとか、病院だからって騙されんぞとかなんとかわめいてらっしゃいました。 えらそうな事いうなら摂生せいや……と思いつつ聞いてましたが、オッサンがいなくなってから後看護師さんたちが愚痴ってるのが聞こえて なんとも言えない気持ちに。 部屋に戻る際に『騒いじゃってすいません』とか言われて、さらに無表情になりました。
ということで、ここ数日少々ナイーブになってましたが、なんやかんやで無事検査終了。 ヤレヤレ。