2021年11月05日 : 「アイの歌声を聴かせて」
「アイの歌声を聴かせて」 を観てきた
Twitterで、「今年一番の劇場版アニメだった」とツイートしてる人をみかけたりで、 たしか大阪ステーションシネマシティで予告篇を観た気がしましたが、 ちょっと気になっておりました。 で、調べたら、わりと近いイオンシネマでやっていて、今日はレイトショーがあると。 イオンシネマって使ったことないし、よしじゃあ観てやろうかと。
車で15分かからないくらいなので、場所としては良いですね。 イオンシネマは、狭めだけど、設備は結構良い感じですね。 すくなくとも、スカイビルのアレよりは全然良い。 TOHOシネマズの古いシアターよりも良いんじゃないかしら。 若干狭いのと、となりの音がわりと聴こえるって問題がありましたが。 あと、上映前のCM長い。せめて予告篇を観せてくれ。
内容ですが、まぁAIを題材としてる関係上で覚悟はしてましたが、 やはりサマーウォーズ的な「とりあえず色々と忘れて楽しむ」というスキルが必要でした。 そう、考えてはいけないのです、各種デバイスのセキュリティどうなってんのとか、 データの通信速度どうなんてのとか、AI以前にロボットとしてハイスペックすぎんかとか、いやもう色々と。 ただ、その点だけ考えなければ、エンタメとしてはかなりよく出来ていましたよ、ストーリーも映像も。 いや、ネタバレになるから具体的には言えんけど(まぁ色々と思わせぶりだったけど)。 あ、ゴミ箱ネタにはクスっとしました。
そういえば、メインキャストが本業声優じゃない人が主役含め何人かいたの身構えていましたが、 まぁ、特に気になるような演技ではなかったかなぁ……。 もう最近は、本業じゃなくてもちゃんと演技できる人が主役張る時代なんですかね。 なにかモヤっとしてしまうのは、オッサンってことなのか。
話的に、残念な大人が多かったけど、まぁそこはそういう演出か。 あとは、家電やら設備(黒板とか監視カメラとか)はハイテクなのに、 主人公の自宅や学校の建物自体は昭和臭が漂いまくってたのは気になった。 これも狙いだろうか。 まぁ、歌ありで、なんか色々と忘れる必要ありって作品なので、 7月に観てきた「竜とそばかすの姫」 に近しいものを感じましたが…… こっちの方が断然よかったです(ボソッ)。
音響監督は岩浪さんだったんですね。半ズボンの人だ(違)。 ところで、エンドクレジットに数学ノートってあったんですけど、どこでどう使われてたんですかね。 ちょっと、終盤に伏線ぽかったところのセリフを忘れてしまっていたので、 もう一度観たいかも……という気はしています。 まぁ、これは観てよかった感じの作品でした。